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〜次章予告〜


神をも断ち斬る剣『神剣デアドゥルス』、手にした代償はあまりにも大きかった。

代々の剣の継承者たちがこのような想いをしてきたのかと理不尽な思いにさらされるなか、

エミルの命を救うためタエコは死力を尽くすが、何故か治癒術は効果を表さなかった。

途方に暮れるヒロ、だがタエコの機転によって審判の時間をわずかながら延ばすことに成功する。

残された時間はわずか、最後の望みをかけてヒロたちはティレンサイドを目指す。



北大陸の中央部より南には、人跡未踏の大渓谷地帯が広がる。

魔将軍アキラ・イル・トリティエは大渓谷の隠れ里サイレンスバレーを訪れていた。

そこは賢者で谷と呼ばれる聖域であり、なかでも盲目の予言者と噂高いミユキ・ルオタと出会う。

アキラはミユキに自分の運命を紡げと少女を谷から連れ出すが……。

谷の賢者達は誰にも仕えない。それが、太古より継がれてきた掟であった。



時間との戦いとなった、ティレンサイドへの長き道のり。

絶望的な状況の中、青年達はあきらめることなく馬を飛ばす。

時間は刻一刻と過ぎてゆく。

肉体も精神も限界にまできていた。タエコの必死の治癒がなんとも痛ましい。

誰もが悲観的な想いを抱きはじめたとき救いの手がさしのべられる。



それは、一隻の天空を駆ける船だった。



センチメンタルファンタジー 第三章
舞踏の章

「運命の歯車は、廻り始めています……」



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